ドライアイスは二酸化炭素(炭酸ガス)を固体にしたもので、乳白色で無臭です。
-78.9℃ときわめて低温で、1kgで約630KJの冷却力を持っています。
これは同じ重さの氷の約2倍、同じ容積の約3倍の冷却力になります。
原料の炭酸ガスは産業活動によりは排出されるガスを回収、有効利用したもので、新たな炭酸ガス発生源にはなりません。
融けても液体とならず、直接気体の炭酸ガスに戻ります。この現象を昇華と言います。昇華して出る炭酸ガスは無色・無臭です。
ドライアイスを湯(水)に入れて発生する白煙は炭酸ガスの色ではなく、湯(水)が霧状になったものです。